理事長挨拶

我々は今、世界の大きな変革期のさなかにあります。
これは、決して一時的なものではなく経済のグローバル化の進展に伴う構造的なものとして今後もとどまる事なく、さらにスピードとダイナミズムを増して行くことになるでしょう。

国、地域、企業、そして私たち一人ひとりも、この影響を免れることはできません。
そのなかで、中小企業が経済的地位の向上を図るために、我が国で培われた技能、技術又は知識の開発途上地域等への移転を図り、当該開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に寄与することを目的として創設されたシステムに、外国人技能実習生制度というものがあります。

このような国際協力という制度の趣旨・目的に反して、国内の人手不足を補う安価な労働力の確保等として使われることのないよう、技能等の適正な修得、習熟又は熟達のために整備され、かつ、技能実習生が技能実習に専念できるように、その保護を図る体制が確立された環境で行わなければならないこと、そして、労働力の需給の調整の手段として行われてはならないことを基本理念として、私たち、協同組合AAAも、自らを日々新たに変革していくことが求められています。

経営環境の変化が当たり前となった時代では、組合の規模の大小ではなく、環境適応力を身につけた「進化した組合」が生き残ると考えられます。競争力を維持し、持続的な発展を遂げていくためには、事業環境の変化に適応しながら、最善の戦略を選択していくことが重要であります。
技能実習生から「選ばれる国」になるために受け入れ態勢の整備が必須なのです。

協同組合AAAは、独自の事業展開や事業スタイルを構築し、また、平成29年11月の法改正の施行に伴い一般監理事業の監理団体許可を取得し、より一層コンプライアンスを重視し、常に組合自体を整備・企画など自己研鑚につとめて成長し続けております。

今、この時代に何が求められているかを正確に捉え、世界の動きや時代の変化に確実に対応しながらも、新しい価値観を柔軟に受入れ、新しい発想、新しい企画・開発に積極的に取り組むこと、また、より快適な環境創りにむけて全力を発揮していくことが、21世紀の私たち協同組合AAAのテーマだと考えております。

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